内反小趾ナビ

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内反小趾 関連した症状・開帳足

足の付け根のアーチが平らになり、横に広がってしまった足を「開帳足」といいます。どうしておこるのでしょうか。

足にはアーチが2つあります。1つは縦アーチで土踏まずのことです。もう1つは横アーチで足の付け根にあります。 つまり、足は親指の付け根、小指の付け根、かかとの3点で支えられており、それを結ぶラインがアーチになります。

足のアーチは筋肉や靭帯によって保たれていますが、運動不足によって筋肉が弱くなってしまったり、立ち仕事による疲労、 負担をかけることで靭帯が伸びてしまい、アーチが崩れてしまうのです。 横に広がった中足骨を握ると細くなる足をこんにゃく足といいます。

開帳足になると足の幅が広がるため、足の親指や小指に負担がかかり、内反小趾や外反母趾、 その他の足のトラブルの元になります。開帳足自体は痛みがなく、気づきにくいものです。そのため、 内反小趾や外反母趾になって初めて気づくという方も少なくありません。

開帳足で幅が広くなったからと、幅広の靴を履けば良いと思うのは間違いです。 また、靴の中のクッションが効いていれば良いというものでもありません。お勧めの靴は、足幅がちょうど良い状態で、 かかと回りがしっかりしていて、横アーチをサポートする靴が良いでしょう。できれば、 最初はプロの方に見立ててもらえるといいですね。専用のインソールを使うのも効果的です。

その他、軽い物であれば。エクササイズや装具などで改善されますが、重症の場合は手術をすることもあります。 「幅広は遺伝」と思い込まず、時々、足をチェックしましょう。