内反小趾ナビ

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内反小趾 子どもが危ない

幼稚園・保育園児ぐらいの子どものかけっこは、フォームがさまざまですね。それはそれで可愛いものです。 でも、最近は足にトラブルを抱えて上手に走れない子どもが増えています。

そのトラブルは、内反母趾、外反母趾、偏平足(土踏まずがない。痛みや疲れを感じやすい)、 外反足(かかとの骨が曲がっている)、浮き指(足指が地面に着いていない)などです。その他、О脚やX脚があります。 浮き指はかけっこ、鉄棒など「蹴りだし」が必要な運動が苦手になります。内反小趾の子どもは浮き指であることが多くなっています。

ある調査によると、幼稚園児・保育園児で内反小趾を持っている子どもは35~70%というデーターがあります。

内反小趾があると外側に対して踏ん張れなくなり、バランスを崩しやすくなります。そのため、転びやすかったり、 かけっこが遅かったりします。気を付けたいのは、内反小趾は痛いと思いがちですが、子どもは痛がらない場合が多いことです。 これは子どもの足指が軟骨でできているためです。

子どもに内反小趾が増えている原因はなんでしょうか。

主にサイズが合わない靴を履くことと、運動不足だと言われています。 運動しないと土踏まずは発達しません。子どもが外で遊ばなくなったことが大きく影響しています。

子どもに大人の足の原型ができるのが10歳ごろで、大人の足として完成するのは18歳ぐらいといわれています。
足のトラブルは案外辛いものですし、いろいろな部分に影響が出ます。お子さんが足のトラブルと一生の付き合いにならないよう、 親が気を付けてあげたいですね。