内反小趾ナビ

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内反小趾 関連した症状・外反母趾

内反小趾と併発が多い足のトラブルに「外反母趾」があります。母趾(親指)が外反(外に曲がる)するものです。 内反小趾も外反母趾も足のアーチの崩れが関係しているので、1つの足で、親指、 小指の両方でトラブルを起こすことも珍しくありません。

外反母趾の診断基準は、外反母趾角と呼ばれる角度が基準になります。自分でチェックする場合は、 足の土踏まず側にかかとから足の横を通るように、長めのものさしをあて、 その線からどのくらい親指が内側に入っているかで判断します。5~8度は正常で何の問題もありません。 10~15度は予備軍です。気を付けましょう。15度以上が外反母趾になります。
15~20度は軽症、20~40度は中程度、40度以上は重症と考えたほうが良いでしょう。 ただし、これはあくまで目安です。診断は専門家にしてもらいましょう。

また、外反母趾は症状で5種類に分けられています。

靭帯性外反母趾(横中足靭帯が伸びて親指が曲がった)、仮骨性外反母趾(親指の付け根の骨が張り出して曲がって見える)、 混合性外反母趾(靭帯性と仮骨性の症状が同時に出ている)、ハンマートゥ性外反母趾(足先が上を向いていたり、 指が縮んだ状態のまま変形している)、病変性外反母趾(病的要素や事故、 けがなどの要素が加わることで、変形や脱臼を伴っているもの)になります。

内反小趾に比べ、外反母趾は認知度が高く、専用のケアグッズはたくさん販売されてますし、情報がたくさんあります。 内反小趾とは共通点が多いので、参考にできることが少なくありません。内反小趾だけの方も、知っておいて損はないでしょう。