内反小趾ナビ

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内反小趾 治療

では、内反小趾はどんな治療をするのでしょうか。 大きく分けて2つの治療法があります。保存療法と手術療法です。保存療法はさらに3つに分けられます。

<保存療法>

  1. 運動療法・足指の筋力をつけ、足の横アーチを回復させます。 簡単なエクササイズを毎日つづけます。痛みが強く、難しい場合は別の治療をします。
  2. 装具療法・指の位置を矯正する道具や、足の縦アーチを支えるインソールなどを使います。 痛みや負担の緩和にもなります。接骨院などで行われる矯正もこちらに入るでしょう。
  3. 薬物療法・主に内反小趾による炎症を抑えます。多くは湿布や塗り薬を使います。 症状によっては一時的に内服薬を使うこともあります。

保存療法はこれらを組み合わせて行われます。また、痛みや負担を抑えるために、 革靴はポイントストレッチャーなどで、形を足に合わせる、タコやウオノメにクッションテープを使うなどの工夫も必要です。 ウオノメにまったく痛みがない場合は糖尿病などの可能性があるので気を付けましょう。 矯正は足だけでなく、症状によっては骨盤や全身の矯正をする必要がある場合があります。

<手術療法>

内反小趾に行われることはあまりありません。ただし、痛みが強く、 歩くことが困難な場合やスポーツ選手や職業などにより本人が希望する場合は行われます。 手術内容は外反母趾とほぼ同じですが、骨切り術と呼ばれる開帳足を治す手術が多いようです。 骨が小さく固定が難しいことや、軟部組織が薄いため、外反母趾より内反小趾の手術のほうが難しくなります。 また内反小趾と外反母趾の手術を同時に行うこともあります。