内反小趾ナビ

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内反小趾 予防 歩きかた

内反小趾の方は「ペンギン歩き」が多いと言われています。体重移動がうまくできず、 ペタペタという足音がします。普通は歩くとき最初に地面に着くのはかかとからになりますが、 ペンギン歩きは足裏全体になります。そのためペタペタと音がするのです。雨の日にペンギン歩きをすると、 水を跳ね上げるため、ふくらはぎに泥はねがたくさんつきます。跳ね上げるクセがある方は気を付けましょう。

通常は下ろした足を上げる時、体重が前方に移動し、足指で体を支えるのですが、 内反小趾の方は体重移動が足指まで行かず、指の付け根あたりで止まってしまうか、小指側に体重が移動します。 かかとはあまり上げません。

この歩きかただと、足指の付け根に偏った圧力がかかり、内部の骨を守るため皮膚が固くなっていきます。 これが「タコ」と呼ばれるものです。やがてウオノメになります。
歩きかたが原因でウオノメができる場合は、刺激を受け続けるので、 いくらウオノメを治療しても歩きかたを改善しなければ再発し続けます。正しい歩きかたは次のようになります。

足を下ろす時はかかとから地面につけます。その後、足全体を地面につけます (この時、足指も地面に着けることを意識しましょう)。
体重を足指に移動させ(足指は丸めない)、 かかとを地面から離します。足指に体重を乗せているとき、かかとがしっかりと上がってない場合は、 足指にしっかりと体重が乗っていません。これを歩くとき、両方の足で意識してやります。
最初は難しいですが、 コツをつかんで習慣化しましょう。治療中の方にも予防したい方にもお勧めです。